watanabiの日記

健康法や普段思っていることを、いろいろ書いています。

僕みたいに失敗しない為の英語のやり直し方2  -単語編- 


今回は単語帳のお勧めと選び方、そして簡単な単語の覚え方を紹介します。
いざ、勉強を始めようとしたものの、何をしたらいいのか分からず、受験経験のある友達に聞てみたところ、
「英語は単語だけ極めてれば、それでオッケー!」*1
と、教えてくれたので、早速Duo 3.0DUO 3.0 CD復習用を買って勉強を始めました。かなりお勧めです。一文に数個の単語が入っているので、効率よく覚えられます。更に例文がちょっと面白いです。登場人物の一人ボブがやばいんです。 「ボブはひどく取り乱していて、現実と虚構の区別がほとんど出来なかった。」と、いう例文での衝撃の初登場に僕の心は鷲掴みにされてしまいした。ボブは他にもみんなから総シカトをくらったり、故意に順番を飛ばされたり、大規模なリストラの被害にあったり、ジェニファーに散々利用された後にポイされるなど大活躍です!!


ちなみに

単語帳には長文型短文型など様々なタイプのものがあって、人によって好みが分かれるので、Amazonの英語学習ストア単語・熟語で色々な単語帳のレビューを参考にしながらいくつかに絞って、実際に本屋に行って中身を比べて自分好みなものを買うのがいいと思います。 

DUOの使い方

DUOはCDもセットで買わないとあまり効果が上がりません。リスニング力も身につくし覚える負担も結構減ります。それと、CDは2種類売っていますが、復習用だけで問題ないです。
僕はCDを聞きながら、例文を声に出していって覚えました。日本語訳が意訳になってるので、一回自分で直訳してから読みましょう。読みながら単語を頭の中でイメージしましょう。細かいことは音読で述べます。あと、一回で完璧に覚えようとはせず、5章ずつぐらいに区切って1〜5章までを5回くらい読んで覚えたら、次の6〜10章を5回のように移して行くように、区切りながらやりました。沢山繰り返すことが重要です。


実際にやってみる

一度始めるとかなり熱中してしまうタイプで、毎日10時間くらいは単語帳をせっせとやっていました。2週間近く経った時、ある事に気がつきました。
「あれ・・・ 勉強時間や苦労に比べると、明らかに身についてないような・・・」
一生懸命単語を覚えても、次の日には多くが頭から抜けているときの絶望感。知らない単語をちゃんと覚えるように集中しながら音読する作業の繰り返しはあまりに苦痛でした。それでも続けていると、最初はCDの声についていく事が出来なかった音読が、次第についていけるようになりました。その内に沢山のフレーズが頭に浮かび、口からでるようになったのです。しかし、その意味が分からない。単語を覚えたのではなく、音を覚えただけになってしまいました。(´・ω・`)


僕の失敗その1   単語帳を早過ぎる時期にやる

後に出会った英語上達完全マップによると、「知らない単語が35パーセントから60パーセントの幅で単語帳を選ぶのがオーソドックスな方法」らしいです。多くても知らない単語は70パーセントだと。僕のように単語帳の2,3パーセントしか知らない人間が踏み込んではいけないトレーニングでした。また、基礎が無い状態で単語帳の難しい例文の音読をしてもあまり効果がでません。英語の回路が出来る前に単語帳をやるのは非効率です。
解決策:僕のように大学受験を経験していないような人、基礎が十分でない人は、文法や音読や精読(文を正確に理解する読み)を先にやり、英語の回路を作りながら出てくる知らない単語を覚えていきましょう。その後、他のトレーニングと平行しながら単語帳をしたほうが負担はかなり減ると思います。DUOの復習用CDについていけるかも一つの良い目安になるかなと。


押さえたい事

単語の要素

「不幸」という単語が、否定+幸せという要素で成っているように、日本語の単語の多くは要素の組み合わせでできています。なので本を読んでいて知らない単語があっても、その意味を簡単に推測できますよね。英語の単語も色々な要素が組み合わさっていて、要素の意味を知る事で単語を覚えやすくなる上に、未知の単語に出会った時に推測しやすくなります。

happy⇔unhappyの「un(否定)」のように誰でも知っている接頭辞(頭に付く要素)もありますが、なかなか知られていないものもあります。例えば、「inspect」はin+spectの要素から成っていて、spectは「見る」という意味なのでin(中を)+spect(見る)で「調査する」になります。「prospect」も、pro(前を)+spect(見る)なので「見込み、可能性」という意味、「spectator」は見る+人なので「観客」です。
僕はこの単語帳で学びました。

単語の基本イメージ・概念を掴む

よく、英和辞書を引くと一つの英単語に対して沢山の日本語が載っています。しかし、英語には基本的に意味は一つしかありません。例えば、「as」を辞書で引くと「〜する時、〜のように、〜につれて・・・」のように沢山の意味が出てきます。しかし、「as」の基本イメージが「イコール」と知っていればわざわざ全ての意味を覚えなくて済みます。文章内で「as」の左右がイコールで結べると思います。辞書の意味が沢山あるのは、時間がイコールなのか、状況がイコールなのか、量がイコールなのかといった違いからです。基本イメージは単語の要素を知れば、更に掴みやすくなります。
お勧めの本




関連項目

*1:実際は違います