watanabiの日記

健康法や英語の学習法など、いろいろ書いています。

なぜユーザー参加型サイトは人気になるとつまらなくなるのか

2ちゃんねるニコニコ動画などでよく、「昔は楽しかったのになぁ」って聞きますよね。
それは単に「人気の無かった好きな歌手が急に売れてしまって寂しくなった」的なのとは違うと思います。
現実にそのサイトのコミュニティの質が下がっているんだと思います。
なぜユーザーが参加して形成されるサイトは人気になるとつまらなくなるのか、
現実とネットのコミュニティの違いを踏まえながら自分なりに考えてみました。




友達と居て楽しいのはなぜ?
気の合う仲のいい友達とみんなで何かをしたり話したりするのは楽しいですよね。
では、どのように「気の合う友達」というコミュニティを維持しているのか。
それは現実のコミュニティは「排他的」だからです。
友達を選べるから。逆に見れば邪魔者を排除してるからです。


意識的に気の合わない人に対して、人は次第に連絡を取らなくしたりします。
気の合う友達だけを遊びに誘うという当たり前の行動も、気の合わない人を無意識的に排除しています。
友達をお互いに選べるから現実の世界の友達は居心地がいいんだと思います。
そして、交流を深めて行く事で、共通の話題や身内にしか分からない内輪ネタが生まれたりして、コミュニティが濃くなってどんどん楽しくなっていきます。


仕事の場合も面接などで人を選んでいます。
なので人数が増えても質を一定に維持出来ます。




インターネットはオープン
一方のインターネットは基本的にオープンです。誰でも気軽に参加できます。
オープンなところがネットの魅力ですが、排他的じゃないから参加者が増えるとコミュニティの質を維持できないんだと思います。


排他的じゃないものが人気になったらどうなるのか。
まず、当たり前ですが、面白い人たちが集まっているからサイトは人気になります。
しかし、参加者を選べないので、増えれば増えるほど参加者全体の質は「普通」に近づいていきます。大数の法則ですね。
そして、参加人数が増えれば面白い発言や投稿が絶対的に増えますが、相対的には減ってしまいます。
さらに、空気を読めない人も増えて、それを非難するコメントが多く出てきて見苦しいことになります。
そして、コミュニティの現状に不満を持つ人が出て来ます。
面白い人は現実のコミュニティ(友達やサークル)に密に属している可能性が高く、書き込む頻度が少なくなったり、見限ってしまう可能性もあります。
逆に荒らしをしたり、空気を読めない人は現実のなコミュニティに密に属していない可能性が高くなり、ネットの使用時間が長いうえに、コミュニティの現状に満足しているので、一人当たりの書き込みが多くなります。
だから、オープンな場に参加者が増えると、つまらなくなってしまうんじゃないでしょうか。



取捨選択しなきゃだめ
質を高くするには選んだり取り除いたりしなければいけません。
2chまとめサイトに需要があるのは、要らない部分を取り除いて質を高めているからです。
あと、mixiのように誰にもオープンじゃないサイトは、友達と楽しんで使う感じなら参加者(マイミク)が増えてもあまり関係ないですよね。


まぁ、人気になるとつまらなくなる理由は、ニコニコ動画みたいに人気になって他人のふんどし(著作物)で相撲が取れなくなったとか、匿名だからとか色々な理由が他にもあると思いますが。


でも、ユーザー参加型のサイトが人気になるとつまらなくなると感じるのは、

  • 基本的にネットはオープンな存在だから
  • 参加者が増えるから
  • 選ぶ技術、ふるいにかける技術(検索やランキング、ユーザーのNG登録など)が未発達だから

っていう当たり前の事が根本の理由かなと思います。

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