watanabiの日記

健康法や普段思っていることを、いろいろ書いています。

ブログのすすめ -頭を整理するためのブログ-


僕は最近ブログを始めて、色々なことを書くようになりました。
そこで、ブログを書くことはメリットが沢山あると思いました。
そもそも、みんなそれぞれ目的を持ってエントリーを書いています。
沢山の人と繋がりが持ちたい!とか、みんなの役に立ちたい!とか、副収入を稼ぎたい!とか、有名になりたい!とか。
その為にブログをメモ代わりに使ったり、日記として使ったり、解説ブログで知識を公開したりする使い方をしています。


そんな中、僕が個人的にお気に入りのブログの使い方は、頭を整理するための使い方です。
頭のモヤモヤをスッキリさせて、考える力がつきます。
じゃあ、頭を整理するブログの使いかたって?
それは、ただ普段思った事や感じた事、なんとなく不思議に思ってる事の自分の考えを文章にするだけです。
後は、ちゃんと道筋を立てて、根拠も添えればオッケーです!



ブログを書くこと自体が頭の中を整理すること
普段、頭の中って混沌としていて「なんとなく知っている」「なんとなく良くないことだと思うなぁ」ってものが多いですよね。そのままだと、人に説明する時にうまく出来ませんし、何かをする時にせっかく知ってるのにスキルとして出てきません。
頭の中を整理すれば、知識を取り出しやすい引き出しに入れ直せるから、いつでも使えるようになります。
そこでブログを使って頭の中をを整理しちゃおうという話です。


まず、頭の中がぼやけていて、混沌としているのは考えが順序立てられていないからです。そして、文章にするには、考えを線で繋いだり流れを作らなくてはいけません。二つ三つのことを“同時”に表現するのは不可能で、必ず順番に説明しなければいけません。
なので、文章(ブログ)を書くこと自体が考えに秩序が出来て、頭の整理になります。


書くこと自体が頭の整理になるなら、ブログとして公開しないで、別に日記帳に書けばいいじゃん。ってなりますが、ブログとして公開してみんなに見てもらうともっと凄い効果があります。




自分の考えを公開すると考えが深くなる
考えを深めるには自問自答を繰り返す事が大切です。
自分の考えに対して「なぜ?」「本当に?」などの問いや反論を繰り返す事で考えが深くなります。その時、幅広い視点から自分に問いをぶつけるのが良いんですが、一人では限界があります。
そこで、ブログとしてみんなに見てもらえば、色んな反応があります。普通のコメント欄からブックマークのコメントや、ブログを書いてトラックバックを飛ばしてくれたりするので、そこで、自分一人では到底考えつかない指摘をしてもらえたり、助言をもらえます。
そして、その反応に対して自分で答えを探していけば、自分の考える力が強くなります。


ブックマークのコメントはメモ的に使われていて、その人がエントリーで良いと思った箇所を抜き出したり、一言にまとめて記録しておいたりすることが多いので、「言われてみれば、ここが話の核だわ!」と、こっちが地味に助かる事も多いです。


このように、ブログを書くと見てくれた人の役に立つことができるし、自分の頭を整理する事もできます。




気をつけること
頭の中を整理するためにブログを書く時、注意しなければいけないことが少しあります。
まずは、「感情」じゃなくて「考え」を書くこと。
「〜だと思った。」で終わらせないで、「〜だから、いけない事だと思う。」みたいにちゃんと根拠や理由を書いて「考え」にしましょう。「感情」は共感を得るための文で、「考え」は説得するための文です。



あと、相手に伝わるように気をつけること。
僕は難しい専門用語や、あまり使われていない言い回しはなるべく避けてます。相手が使い慣れない言葉だと、理解するのに噛み砕かないといけないので伝わりにくくなります。


例えば、「平易な文章を書くように努めましょう。」と言われたら、「お前がな!」とツッコミたくなります。「平易」って言葉が「平易」じゃないからです。この場合、「簡単な文章を書くように気をつけましょう」の方がより分かりやすいです。

「平易な文章を書くように努めましょう。」は頭で理解する文で、
「簡単な文章を書くように気をつけましょう」は体で感じる文って感じですかね。


相手の心の中でいつも使っている言葉から遠ければ遠いほど、噛む回数が増えるので伝わりにくくなると思ってます。
だから、僕は多くの人が考える時に自分自身に向けて使っているだろう言葉をなるべく選らんでます。






ってことで、頭がモヤモヤしてる時はブログを書いてみてはどうですか?







参考

思考の整理学 (ちくま文庫)

思考の整理学 (ちくま文庫)

「考える」ための小論文 (ちくま新書)

「考える」ための小論文 (ちくま新書)