慢性疲労を治すために耳鼻科で鼻から棒を入れてツンツンした話 - 慢性疲労と上咽頭炎、EAT治療について
前回は慢性疲労を治療するためにどのような検査をしたのかを書きました。
分子栄養学の先生との初回の診断の時に、慢性上咽頭炎の疑いがあると言われて、「紹介状を書くので耳鼻科で診察してみてください」と言われました。
慢性上咽頭炎とEAT治療(Bスポット治療)
EAT治療は喉の奥の上の方が慢性的に炎症していると慢性疲労や自律神経失調の原因になりえるので、鼻の奥をゴシゴシ擦って治療するというものです。 何おかしなことを言ってるんだ。と思うかもしれません。(僕も最初そう思いました。)
鼻の奥をゴシゴシ擦ると慢性疲労や自律神経失調の治療になると聞いて、「やばい民間療法なのかな」と思ったのですが、なんとEAT治療は保険が効きます。IgA腎症という腎臓の病気の治療にも保険適用で用いられています。
上咽頭が炎症しているとその裏を通る、迷走神経?自律神経?も影響を受けて自律神経失調や慢性疲労につながるらしいです。 このリンクが詳しいです。
耳鼻科の先生には凄く痛いことと、必ずしも慢性疲労が改善するわけではないことは念を押されました。
実際に治療してみた
鼻からカメラを通して上咽頭を見てみると腫れが確認されました。
そのままもう片方の鼻から棒を入れてツンツンが開始。
痛いとは聞いてましたが、想像以上に超痛い(泣)。炎症があったのですごい血がでました。カメラの映像で喉の奥からドバドバ血が出てるのを傍目で見ながら、先生は「えい!えい!」と、陽気に攻めてきます。
地獄のような治療なのですが、家に帰るとすごい調子が良いことに気がつきました。表現が難しいのですが、頭がクリアになって、頭と胴体がちゃんとつながっているような感覚です。ブレインフォグに良いのかもしれません。
ただ、数回通っても出血が止まらず、先生に「終わりが見えない。。。」と言われたときは絶望しました。。
結局7回目くらいから突いても出血しなくなり、痛みもかなり少なくなっていき、10回くらいで治療が完了しました。
慢性上咽頭炎の原因と対策
なぜ慢性上咽頭炎になるのかと先生に聞いたところ、大きな原因の1つは口呼吸だと教えてくれました。
今、僕は上咽頭炎を繰り返さないために、
- 寝る時に口テープを貼る
- 寝る前に鼻うがいをする をやっています。
病院の先生には”あによべ体操”をおすすめされました。
鼻うがいはハナノアを使っていますが、自己流でGSE(グレープフルーツ種子エキス)を2滴入れて抗菌力を高めています。
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一説によると、新型コロナの後遺症の倦怠感などは、上咽頭炎が残ってしまうのが原因ではないかとも言われていますね。 コロナウイルスが上咽頭で異常繁殖した結果、慢性的な上咽頭炎となり自律神経失調や倦怠感につながるという説です。
- 喉のイガイガ感や喉が痛くなりやすい
- 後鼻漏(鼻水が喉に降りてくる)がある
- 慢性疲労がある
- 自律神経失調
にの多くに該当する人は、近くでEAT治療ができる耳鼻科を探して治療してみるといいかもしれません。
保険適用で低コストなのですごいおすすめです!
ただ地獄の痛みですがw
次は炎症の抑え方について説明しようと思いますー