watanabiの日記

健康法や普段思っていることを、いろいろ書いています。

分子栄養学の病院に行って慢性疲労を治した話


慢性疲労で7年前くらいからずっと悩んでいて、色々試行錯誤していました。 年々健康にはなっているものの、ほんの少しずつしか良くならなかったので、2年くらい前に思い切って有名な分子栄養学(オーソモレキュラー)の病院で色々検査して、治療・生活改善をしたところ、半年程度でかなり体調が良くなりました!

  • 検査内容・結果
  • 治療や指導の内容

などを実際のデータを見ながら紹介しようと思います。

慢性疲労(副腎疲労)とは?

副腎疲労は主にストレスと食事バランスの不良、体内の炎症がきっかけで疲労をもたらす病態です。他に疲れやすい、立ちくらみ、何をしても楽しくないなどの症状が出ます。腹部膨満感、睡眠障害、筋肉痛、うつなどもよく見られる症状です。

副腎は両側の腎臓の上に位置する直径3cmほどのピラミッド型の臓器で、脳からの指令に応じて様々なホルモンを分泌し、生体を維持しています。長年のストレスで脳の反応が弱ってくると副腎を働かせるホルモンが出せなくなってくるために発症します。

副腎疲労対策「自分でやれること」と「病院でしてもらうこと」|宮澤病院

このように疲労感がずっと続き、やる気が出なく疲れやすい状態が続くことです。 副腎の機能が低下してしまい、アドレナリンやドーパミンなどのホルモンが減少してしまい、疲労感が抜けない状態です。

いざ病院へ

病院では先生ごとに値段が違っていたのですが、せっかくなので一番有名な先生にお願いしました。
こういうのは値段以上にレベルが変化すると思ってるのでケチらない方が良いと思ってます。

先生によると、副腎疲労の主な原因は

  • ストレス
  • 低血糖(血糖値スパイク)
  • 炎症

だそうです。 まずは検査をして今の体の状態を把握して、結果に応じて対策をするという流れでした。

今までは自分の症状から腸内環境が悪いのではないかとか、あのビタミンが足りてないのか?など仮説をたててトライ&エラーを繰り返していたのですが、正直効率はかなり悪いものでした。 サプリや体質改善は効果を感じるまで時間がかかるし、何かを試している時に他の要因で体調が変化したら誤った判断を下してしまうためです。

今回の通院してみて、ちゃんと検査で体の状態を把握する大切さを痛感しました。

検査内容

という検査を行いました。

便中カルプロテクチン検査は炎症度合いを調べる検査で、コルチゾール検査は副腎がどの程度働いているのかを検査です。 あとは血液検査や有機酸検査で体内の状態を調べました。

www.ca-nutrients.com

検査結果

コルチゾール検査

コルチゾールは本当は朝に一番分泌されるのですが、僕は基準値の半分程度しかでていませんでした。 僕が朝起きられない原因は、朝にコルチゾールが分泌されないので、ドーパミンなどの体を覚醒させるホルモンが分泌されず、なかなか朝に起きられないという事でした。 朝から4時間くらいまで全然副腎が働いていません。

これで副腎疲労が確定しました。

有機酸検査

有機酸検査というのが、なかなか面白くて体内で様々な代謝がされる時に尿にでる物質を検査することで、体の状態をかなり詳しく知る事ができます。

僕の場合、カンジダ菌の異常繁殖が見つかりました。あんなに頑張ったのに(泣)

watanabi.hatenablog.com

こんな感じでカンジダ菌のマーカーが振り切れてます。

細かいところだと、クレブス回路がうまく動いていなくて、ミトコンドリアがちゃんと働いていないとか、重金属や農薬などの化学物質汚染の可能性を示唆するものもありました。 あと、ビタミンCとB6が足りないみたいでした。 これは普段サプリでとってましたが、検査の3日前からサプリを使わないようにしていたためです。

便中カルプロテクチン検査

これは問題なし! 腸に炎症は見られませんでした。

普段から乳酸菌や青汁を飲んでいたのが良かったのかも。 今は青汁の値段が倍くらいになっちゃって飲めてないけど。。。って今見たら7千円超えてるじゃん!4千円くらいだったのに。。。

California Gold Nutrition, LactoBif プロバイオティクス、300億CFU、ベジカプセル60粒

Paradise Herbs, ORAC-Energy(ORAC-エナジー)グリーンズ、364g(12.8オンス)

まとめ

というわけで、検査で体の状態がだいぶわかりました。

  • 副腎の機能が低下している
  • 低血糖(血糖値スパイク)がある
    • これは自分でフリースタイルリブレ使って把握してた
  • カンジダ菌が繁殖している
    • カンジダ菌は常在菌なのでいるのは問題ないが、全体の1パーセント程度に抑えるのが良いらしい。僕は数字てきに5パーセントくらいいそうとのこと。
  • 重金属か化学物質の暴露の可能性

あたりが見えてきました。

次回から治療内容を見ていこうと思います。