watanabiの日記

健康法や普段思っていることを、いろいろ書いています。

ブログのすすめ -頭を整理するためのブログ-

僕は最近ブログを始めて、色々なことを書くようになりました。
そこで、ブログを書くことはメリットが沢山あると思いました。
そもそも、みんなそれぞれ目的を持ってエントリーを書いています。
沢山の人と繋がりが持ちたい!とか、みんなの役に立ちたい!とか、副収入を稼ぎたい!とか、有名になりたい!とか。
その為にブログをメモ代わりに使ったり、日記として使ったり、解説ブログで知識を公開したりする使い方をしています。


そんな中、僕が個人的にお気に入りのブログの使い方は、頭を整理するための使い方です。
頭のモヤモヤをスッキリさせて、考える力がつきます。
じゃあ、頭を整理するブログの使いかたって?
それは、ただ普段思った事や感じた事、なんとなく不思議に思ってる事の自分の考えを文章にするだけです。
後は、ちゃんと道筋を立てて、根拠も添えればオッケーです!



ブログを書くこと自体が頭の中を整理すること
普段、頭の中って混沌としていて「なんとなく知っている」「なんとなく良くないことだと思うなぁ」ってものが多いですよね。そのままだと、人に説明する時にうまく出来ませんし、何かをする時にせっかく知ってるのにスキルとして出てきません。
頭の中を整理すれば、知識を取り出しやすい引き出しに入れ直せるから、いつでも使えるようになります。
そこでブログを使って頭の中をを整理しちゃおうという話です。


まず、頭の中がぼやけていて、混沌としているのは考えが順序立てられていないからです。そして、文章にするには、考えを線で繋いだり流れを作らなくてはいけません。二つ三つのことを“同時”に表現するのは不可能で、必ず順番に説明しなければいけません。
なので、文章(ブログ)を書くこと自体が考えに秩序が出来て、頭の整理になります。


書くこと自体が頭の整理になるなら、ブログとして公開しないで、別に日記帳に書けばいいじゃん。ってなりますが、ブログとして公開してみんなに見てもらうともっと凄い効果があります。




自分の考えを公開すると考えが深くなる
考えを深めるには自問自答を繰り返す事が大切です。
自分の考えに対して「なぜ?」「本当に?」などの問いや反論を繰り返す事で考えが深くなります。その時、幅広い視点から自分に問いをぶつけるのが良いんですが、一人では限界があります。
そこで、ブログとしてみんなに見てもらえば、色んな反応があります。普通のコメント欄からブックマークのコメントや、ブログを書いてトラックバックを飛ばしてくれたりするので、そこで、自分一人では到底考えつかない指摘をしてもらえたり、助言をもらえます。
そして、その反応に対して自分で答えを探していけば、自分の考える力が強くなります。


ブックマークのコメントはメモ的に使われていて、その人がエントリーで良いと思った箇所を抜き出したり、一言にまとめて記録しておいたりすることが多いので、「言われてみれば、ここが話の核だわ!」と、こっちが地味に助かる事も多いです。


このように、ブログを書くと見てくれた人の役に立つことができるし、自分の頭を整理する事もできます。




気をつけること
頭の中を整理するためにブログを書く時、注意しなければいけないことが少しあります。
まずは、「感情」じゃなくて「考え」を書くこと。
「〜だと思った。」で終わらせないで、「〜だから、いけない事だと思う。」みたいにちゃんと根拠や理由を書いて「考え」にしましょう。「感情」は共感を得るための文で、「考え」は説得するための文です。



あと、相手に伝わるように気をつけること。
僕は難しい専門用語や、あまり使われていない言い回しはなるべく避けてます。相手が使い慣れない言葉だと、理解するのに噛み砕かないといけないので伝わりにくくなります。


例えば、「平易な文章を書くように努めましょう。」と言われたら、「お前がな!」とツッコミたくなります。「平易」って言葉が「平易」じゃないからです。この場合、「簡単な文章を書くように気をつけましょう」の方がより分かりやすいです。

「平易な文章を書くように努めましょう。」は頭で理解する文で、
「簡単な文章を書くように気をつけましょう」は体で感じる文って感じですかね。


相手の心の中でいつも使っている言葉から遠ければ遠いほど、噛む回数が増えるので伝わりにくくなると思ってます。
だから、僕は多くの人が考える時に自分自身に向けて使っているだろう言葉をなるべく選らんでます。






ってことで、頭がモヤモヤしてる時はブログを書いてみてはどうですか?







参考

思考の整理学 (ちくま文庫)

思考の整理学 (ちくま文庫)

「考える」ための小論文 (ちくま新書)

「考える」ための小論文 (ちくま新書)

なぜユーザー参加型サイトは人気になるとつまらなくなるのか

2ちゃんねるニコニコ動画などでよく、「昔は楽しかったのになぁ」って聞きますよね。
それは単に「人気の無かった好きな歌手が急に売れてしまって寂しくなった」的なのとは違うと思います。
現実にそのサイトのコミュニティの質が下がっているんだと思います。
なぜユーザーが参加して形成されるサイトは人気になるとつまらなくなるのか、
現実とネットのコミュニティの違いを踏まえながら自分なりに考えてみました。




友達と居て楽しいのはなぜ?
気の合う仲のいい友達とみんなで何かをしたり話したりするのは楽しいですよね。
では、どのように「気の合う友達」というコミュニティを維持しているのか。
それは現実のコミュニティは「排他的」だからです。
友達を選べるから。逆に見れば邪魔者を排除してるからです。


意識的に気の合わない人に対して、人は次第に連絡を取らなくしたりします。
気の合う友達だけを遊びに誘うという当たり前の行動も、気の合わない人を無意識的に排除しています。
友達をお互いに選べるから現実の世界の友達は居心地がいいんだと思います。
そして、交流を深めて行く事で、共通の話題や身内にしか分からない内輪ネタが生まれたりして、コミュニティが濃くなってどんどん楽しくなっていきます。


仕事の場合も面接などで人を選んでいます。
なので人数が増えても質を一定に維持出来ます。




インターネットはオープン
一方のインターネットは基本的にオープンです。誰でも気軽に参加できます。
オープンなところがネットの魅力ですが、排他的じゃないから参加者が増えるとコミュニティの質を維持できないんだと思います。


排他的じゃないものが人気になったらどうなるのか。
まず、当たり前ですが、面白い人たちが集まっているからサイトは人気になります。
しかし、参加者を選べないので、増えれば増えるほど参加者全体の質は「普通」に近づいていきます。大数の法則ですね。
そして、参加人数が増えれば面白い発言や投稿が絶対的に増えますが、相対的には減ってしまいます。
さらに、空気を読めない人も増えて、それを非難するコメントが多く出てきて見苦しいことになります。
そして、コミュニティの現状に不満を持つ人が出て来ます。
面白い人は現実のコミュニティ(友達やサークル)に密に属している可能性が高く、書き込む頻度が少なくなったり、見限ってしまう可能性もあります。
逆に荒らしをしたり、空気を読めない人は現実のなコミュニティに密に属していない可能性が高くなり、ネットの使用時間が長いうえに、コミュニティの現状に満足しているので、一人当たりの書き込みが多くなります。
だから、オープンな場に参加者が増えると、つまらなくなってしまうんじゃないでしょうか。



取捨選択しなきゃだめ
質を高くするには選んだり取り除いたりしなければいけません。
2chまとめサイトに需要があるのは、要らない部分を取り除いて質を高めているからです。
あと、mixiのように誰にもオープンじゃないサイトは、友達と楽しんで使う感じなら参加者(マイミク)が増えてもあまり関係ないですよね。


まぁ、人気になるとつまらなくなる理由は、ニコニコ動画みたいに人気になって他人のふんどし(著作物)で相撲が取れなくなったとか、匿名だからとか色々な理由が他にもあると思いますが。


でも、ユーザー参加型のサイトが人気になるとつまらなくなると感じるのは、

  • 基本的にネットはオープンな存在だから
  • 参加者が増えるから
  • 選ぶ技術、ふるいにかける技術(検索やランキング、ユーザーのNG登録など)が未発達だから

っていう当たり前の事が根本の理由かなと思います。

死ぬまでにやりたい事リスト

なんだか最近憂鬱で、やる気が出なし、あんま生きてる気がしないなぁ。
なんて思ってました。
笑う犬のテリーとドリーの、「毎日同じことの繰り返しで、生きてる気がしないんだよー!」状態です。
そんなこんなで、とりあえず「死ぬまでにやりたい事リスト」なんてものを作ってみました。



最初は

  • 月で餅つきしたい
  • 人々の暮しが劇的に楽しくなるような商品やサービスを作ってみたい
  • アフリカで夕日を見たい
  • オーロラを見たい

なんて、意味分からないものや実現が難しいものが並ぶんですが、煮詰まってからも無理やり出していると、

  • 一人旅をしてみたい
  • 鎌倉の寺巡りをしたい
  • ○○にもう一回会いたい

みたいに実現の難易度が低いものも出始めます。
そのうち、「友達が超薦めてた、あのラーメン屋に一度行ってみたいなぁ」とか「子供のころ、死ぬほどうまい棒食べるのが夢だったなぁ」みたいな事まで思い出します。
そして、明日明後日に実現できそうなことが、死ぬまでにやりたい事に結構入ってる事に気がつきました。
死ぬまでにもう一度会いたい人の電話番号が、普通に自分の携帯に入っていたりしてました。

リストを作って、普段から「今からやることは死ぬ前にやりたい事か?」と考えていると、無駄な事をしないで済むし生活が楽しくなりますよ。お薦めです。




実行してみた
「死ぬまでにやりたい事リスト」に明日明後日に実現できそうなことがあったので、明日鎌倉に日帰りだけど一人旅をしてみることにしました。鎌倉にはその一週間後くらいに行く予定があったんですが、どうしても明日行きたくなってしまって・・・


行きに一度行ってみたかったラーメン屋さんに寄っりました。
そして、トイデジVQ1005を引っさげて鎌倉を散歩しながら、
「友達が知らないところで、こうして一人旅をしてる、オレ」
と若干痛いですが、一人で自己満足していましたw


日帰りプチ一人旅をしながら、「死ぬまでにやりたい事リスト」を作るなどして死を意識することは、逆に生きている事を強く意識出来るし、時間の浪費を抑えられるて、更に生活も楽しくなってとてもいいことだと思いました。


そして、帰りに買っておいた小説を電車で読みながら、思いました。
「一人旅の帰りに、夜の電車で小説を読みながら感傷に浸る、オレ」

面白法人カヤックの説明会に行ってきました

面白法人カヤックの説明会兼グループ面接に行ってきました!

カヤックって?

カヤックさんは、お題を出して音声を募集する「こえ部」など面白いサービスを作り続けている会社で、遊び心のあるステキな本社が鎌倉にあります。
通常の新卒採用、中途採用の他に「変人採用」を行ってたり、給料の一部がサイコロで変わる、「サイコロ給」など面白い会社です!

面白法人カヤック
こえであそぶ koebu~声優・歌のオーディションも開催中~ |歌ってみた・セリフ・ボイスドラマ
御社のオフィス見せてください:面白法人カヤック、オフィスも面白かった!? - ITmedia エンタープライズ

説明会は「無難に私服」?

普通、企業の新卒採用の説明会はスーツで行きますよね。
仮に、「※是非私服の参加で」と書いてあっても、私服で行くと自分以外しっかりスーツで浮いてしまう事が多いので、普通の会社は無難にスーツですよね。
しかし、カヤックさんの「※是非私服の参加で」は異様に説得力がありましたw
些細なことかも知れませんが、僕は私服かスーツかめっちゃ悩みました。
スーツだと没個性的で面白くないし、面白法人という雰囲気を壊しちゃわないかとか、逆に面白法人にきっちりスーツで行くのはシュールで面白いかもだとか無駄に悩んでしまいました。何より浮くのが怖いw
結局、僕は無難に私服にし、当日は私服が7,8割で僕は浮かずに住みました。
こうゆうのって地味に迷いますよね。僕は小心者なので特に迷いましたw
「※是非私服の参加で」のとこに、前年の説明会の様子の写真なんかがあると、雰囲気も分かるし、当日の服装の参考になって、ちょっぴり嬉しいですね。


説明会ではこえ部などサービスの説明や、どのようにもの作りをするかなどが聞けて楽しかったです。
こえ部のサービスの紹介の時、スクリーンに、「昨日の晩ご飯をかっこよく言ってみる」みたいなお題と、面白い回答が流れて、僕はツボに入ってしまったんんですが、まだ会場が温まってないせいか学生の反応が薄かったので、笑いを堪えるのに必死でした。あれは結構堪えてた人多かったんじゃないですかねー。 ただ僕がずれてただけかもしれませんけど・・・
こえ部お勧めです!


グループ面接は和気あいあい

細かなとこまで遊び心がある仕掛けがあって、楽しかったです。
テーブルの上にテーブル番号が書いてある筒があり、その中にQRコードが入ってて、そこから抽選がでる仕掛けがありました。そして、グループ面接に移る時はテーブルの下を見る指示が入り、テーブルの下を見ると必要な物が隠されていて、そこから試験がスタートする感じでした。なんかハンター試験を受けてるような感覚で、ワクワク感とかヤバかったですね!
グループに社員の方一人入ってブレストをする内容で、グループ面接というよりは、グループワークみたいでしたね。
カヤックさんといえばブレストが名物で、それを味わってもらうとのことでした。
お題もカヤックさんらしい弾けたもので、入社試験で社員の方と一緒に、その会社が潰れた時の事を話し合うのはシュールでした。どんどんアイデアが膨んでいく空気も刺激的で楽しくて、少しはしゃいじゃいましたw
あと、前のスクリーンで制限時間のカウントダウンをしていて、時間が無くて焦る感じもスリリングで楽しかった!
欲を言えば、もっと煽って焦らせて欲しかったですねw
終了時刻に近くなって、マリオの時間切れ間際の焦るBGMが急に流れたりしたら、きっと僕は超焦りますねw


ワクワクして刺激的で楽しいブレストでした!
ありがとうございました。

これから就活する人たちはお勧めの会社だと思います!興味がある人はブレストを体験しに行ってみてはいかがですか?
こんな刺激的なブレストから生まれるサービスも必見ですね!!



参考:

CEOの柳澤さんがブレストについて解説しています。
102:カヤックのブレストにおけるルール《柳澤大輔「面白法人カヤックのいきかた」》
136:ブレインストーミングの人生への効用《柳澤大輔「面白法人カヤックのいきかた」》

英語の勉強に欠かせないお勧めの本

英語を勉強するのにネット上のものだけでなく、本も必要です。本を利用した方が効率が良くなりますよね。
ハズレを買って出費を増やさない為にも、役に立った本をまとめてみます。
当たり前ですが、良い本なので定番の本ばかりになっちゃってます。
ついでに僕の中でのお勧め度も入れときました。

単語帳

  • DUO 3.0 -★★★★★
  • DUO 3.0 / CD復習用-★★★★★

一番人気のある単語帳です。例文に単語・熟語が散りばめられています。
CDも絶対買いましょう。このCDには、例文と日本語が載った手のひらサイズの本が付いてきて、電車でCDを聞きながら勉強できるようになります。そして、単語の暗記は音があるほうが負担がかなり減ります。 例文も面白いし超お勧めです!

  • Mini‐Max英単語倍増計画-★★★★☆

単語を『de+cide』のように要素に分解してその要素の意味を知る事で効率よく覚える本。これを知れば、知らない単語を簡単に推測出来るようになります。

文法

  • 総合英語Forest -★★★★☆

文法の基礎はこれが一番分かりやすいらしいです。

  • ハートで感じる英文法―NHK3か月トピック英会話 -★★★★★
  • ハートで感じる英文法―NHK3か月トピック英会話 (会話編)-★★★★★
  • ネイティブスピーカーの前置詞―ネイティブスピーカーの英文法〈2〉-★★★★☆

文法の意味を従来の暗記ではなくイメージで掴む為の本。英語の微妙なニュアンスを分かるようになって、嬉しくなっちゃいました。それと、英語は前置詞を掴むと一気に理解しやすくなるので、前置詞に特化した、『ネイティブスピーカーの前置詞』もお勧め。一応、『ハートで感じる英文法』にも前置詞のイメージは軽く載ってます。

ハートで感じる英文法―NHK3か月トピック英会話 (語学シリーズ)    ハートで感じる英文法―NHK3か月トピック英会話 (会話編) (語学シリーズ―NHK3か月トピック英会話)

音読・英字新聞

  • 英会話・ぜったい・音読 【続・標準編】-★★★☆☆
  • 英会話・ぜったい・音読 【続・挑戦編】-★★★☆☆

CDも付いて1200円で安いです。音読の教材で凄くいい本ですが、VOA Special Englishとか音声付のサイトで代用できる気がします。サイトを探すのが面倒な人や、お金に余裕がある人は★★★★☆です。

  • ニュースダイジェストビギナーズ-★★★★☆

英字新聞や英語のニュースに挑戦する前に一冊挟んでみるのがいいかも。英字新聞のタイトルは、Be動詞が省略されたりと少し特殊なので慣れるのにいいと思います。これの上位版もありますが、それはもう英語のニュースサイトを直接見ればいいのでは思います。

ニュースダイジェストビギナーズ vol.1―はじめてのニュース英語教本

TOEIC

  • TOEIC Test「正解」が見える-★★★★★

  • TOEIC TEST 英文法 出るとこだけ!-★★★★☆

TOEIC Test「正解」が見える』にはTOEICの"テクニック"が載ってます。時間がない時、コツを掴むのにいいと思います。最後の単語は凄いでます。
『新TOEIC TEST 英文法 出るとこだけ!』も、時間がない時にサッとやれば良いと思います。

  • TOEICテスト新公式問題集-★★★★☆

  • TOEICテスト「直前」模試3回分-★★★★★

TOEICテスト新公式問題集』は実際と同じ難易度の問題が出るので参考になると思います。
『新TOEICテスト「直前」模試3回分』は3回分あって、回答にコツが載ってるので便利です。でも、難易度が高め。

CD付 新TOEICテスト「直前」模試3回分 (TOEICテスト 技術(テクニック)シリーズ)


他にもいい本が沢山あると思うので、教えて貰えたら嬉しいです。

関連項目:

上記の本の詳しい説明や、自分なりの勉強法

奇跡のリンゴ

腐らないリンゴって知っていますか?
それは奇跡のリンゴと呼ばれています。そのリンゴは切ったまま二年置いておいても、甘い香りを放ったまま、腐らずにしぼんでドライフルーツのようになるだけ。食べると今までのリンゴと同じとは思えないほど美味しいらしいです。
リンゴ好きだから食べてみたいな。超入手困難らしいですけど。


そんな奇跡のリンゴを実らすまでの壮絶なストーリーを書いた本が『奇跡のリンゴ』です。
最近、ちょっと話題に乗っかって読んでみました。

奇跡のリンゴ―「絶対不可能」を覆した農家・木村秋則の記録

奇跡のリンゴ―「絶対不可能」を覆した農家・木村秋則の記録


奇跡のリンゴは品種改良された特別なものではありません。同じ一般的な種類のリンゴです。でも、無農薬で栽培すると奇跡のリンゴになるんです。
品種改良された現在リンゴは凄く弱く、農薬なしではすぐに枯れてしまいます。だから、農薬をたっぷりまいて育てます。農薬を使って周りの環境を締め付けて育てると、菌や害虫が発生しないので、誰でも手間をかけずに、大量に良い形でそれなりのリンゴを作る事が出来ます。しかし、生命力を失い、リンゴの持つ本来の味を失ってしまうのです。
無農薬のリンゴの樹は根が何倍も強く深く張っていて、樹と実の軸もしっかりしているので、台風が来てもとても軽い被害で済んだそうです。そして、リンゴ畑には雑草が生い茂り、蛙や様々な虫が住んでいて、難しいけれど手間と愛情を注いで育てます。リンゴの実はそれほど大きくなく、形も少し歪んでいて小さな傷があるのですが、涙を零すほど美味しいらしいです。



この事を知った時、僕達人間とリンゴは似ているのではないかと思いました。人間も農薬を使って育てられ、人間本来の『味』を失っているのかもしれません。子供の時は『味』持っていたのに、大人になる過程で、誰でも手間をかけずに使える農薬をいっぱい浴びて、良い形でそれなりの人間になり、本来の生命力や『味』を失ってしまうと。
 


皆さんは人間に農薬がかけられているとしたら、その農薬は何だと思いますか?




僕は『常識』だと思います。
でも、人間から農薬を取ったら、多くはリンゴのように枯れてしまうのかもしれません・・・

ホットエントリーは突然に

英語の勉強に無料でおすすめのサイト・ポッドキャスト - watanabiの日記
朝起きたらえらい事になってて笑ってしまいました。ウェブの最果てにあるようなブログから、急にホットエントリーが生まれたのには驚きました。前日まで被ブクマ0件のエントリーで、なおかつ一番適当に書いた記事だったのにw でも、そのエントリーだけ他エントリーと意識的に作り方を変えて書かいてたんです。もしかしたら、ちょっと参考になるかもしれません。 自分が言った事って、沢山の人に聞いてもらえた方が嬉しいですしね。


取り合えず

  • どんな流れでホットエントリーになったか
  • ホットエントリーに載るとどのくらい効果があるのか
  • 今回気づいた事
    • 第二検索ワードを意識したタイトルの付け方とか

こんな感じの内容です。

ホットエントリーへの流れ、その効果

このブログは前日、1ユーザーアクセス(もちろん僕のアクセス)しかありませんでしたw
それがビックリする事に、たった一人の有名なブロガー(id:Britty)の方が夜にブックマークしたのがきっかけで、次の朝にはブクマが200くらいしてくれてて、ホットエントリー入りしちゃてました。b:id:Britty:20090209
未だに9割以上は奇跡だと思ってます。


今までが全てほぼ0だったので、書いてある数字がほぼホットエントリーの効果を表してるということで、分かりやすいですねw
縁起のいいユーザー数で撮れて良かったです。777

今回気づいた事

最初ブログを書いた時は、気ままにタイトルを付けて、本のように長く記事の内容を書いてました。
喋り出すと止まらないタイプでして(;^_^A
当然ですが全く見てもらえず、折角書いたのに悲しいので、開いてもらえるように工夫しようと思いました。

そこで、ホットエントリー入りした記事は、以下の事を考えて作りました。

  • 内容が想像しやすいタイトルにする
    • 検索する時に入力しそうな単語をタイトルに沢山入れる
  • 記事の一番最初にこれからどんな事を書くか入れる
  • 自分のメディア力を考える


みんなが何の情報が欲しいか調べる
人は何か欲しい情報があるから検索します。検索した時に、自分が欲しい情報が入っているか見極めるのに、一番参考になるのがブログのタイトルなのだと思いました。
つまり、タイトルで自分の欲しい内容が書いてあると思わせなくてはいけませんね。
そこで、書いたエントリーのテーマについて、『人はどんな情報を得たいと思っているか』を調べる必要があると感じました。

そこで、僕はgoogleの第二検索ワードに注目しました。 アンド検索の時にスペースを空けて打つ単語です。 自分が検索している時に、欲しい情報を第二検索ワードに入れますよね? 自分が欲しい情報だから追加する訳で。その検索ワードでヒットする件数が多いい方が、みんなが欲しい情報じゃないかなと、仮説を立ててみました。
そして、みんなが欲しい情報が入ってる事が明らかに分かるタイトルにしてみようと。



最初、英語の勉強に無料でおすすめのサイト・ポッドキャスト - watanabiの日記のタイトルを『英語で役立つサイトやポッドポッドキャストまとめ』にしようと思っていましたが、googleトップページの検索boxに『英語 ポッドキャスト 役立つ』って入れても全然件数が無く、
『英語 ポッドキャスト 無料』や、『英語 ポッドキャスト おすすめ』の方が沢山あったので、実験だと思って、かなり無理やりタイトルに詰め込んでみましたw 多くの人に欲しい情報が入ってると思ってもらえて、内容が想像しやすいタイトルになったのかなと思います。
ちなみに、この『ホットエントリーは突然に』は、内容も想像できないし、典型的なダメな例ですねw
響きが気に入ってしまって、つい・・・(´・ω・`)


あと、大体の人は、エントリーを開いても、最初の2,3行で欲しい内容か判断してしまうので、最初に大まかな内容とか、読み終えた時の具体的な効能とか入れると良いかもしれません。

自分のメディア力を考える

自分のメディア力とは、自分というメディア(媒体)の力です。僕の好きな山田ズーニーさんの言葉なんですね。メディアはテレビとか新聞とかありますが、その自分版です。
例えば、『効率のいい英語を勉強法』というタイトルの長い内容のブログが2つあって、書き手が中学生か有名なの英語教師かで、全然この先を読み進めるか変わりますよね。

もし、有名なブロガーの人が、適当な題を付けて、結論を頭に持ってこないで、読ませようとしても、『いつも面白い事を言う人』と、予備知識があるので、みんな読んでみる気になるかもしれません。

でも、僕みたいにそうでない人間は、タイトルや最初の何行かで、『有用な情報が載っている』と
信じてもらう。または、『メディア力が高い人間が書いている』と思ってもらわなくてはいけません。

ブログを始めた最初はメディア力0からスタートなのでみんな大変です。
そこで、タイトルに『現役英語教師が教える○○』と付けて自分のメディア力を現実世界から持ってきたり、記事のの最初に、『有名な英語教師から聞いた話では〜』と誰かのメディア力を借りたりすると工夫しているようです。

本と比べるとブログというのはメディア力が低いので、選ぶ時、本みたいにじっくり見てくれません。
本は大抵有名な人が書いてますし。
それに、本とは違う役割を求めているみたいで、こんな長ったらしいエントリーなんて、普通あまり見て貰えませんよね(ノД`)・゜・。

なので、ホットエントリー入りしたやつは自分のメディア力に見合った、表現方法を心がけました。
コンパクトにリストとかを使って、分かりやすく、全体を一瞬で判断できるようなものにしてみました。

ホットエントリー入りしたのは、大半運だと思いますが、一応こんな感じの事も考えながら作りました。


はぁ、また長くなちゃったよ・・・

関連記事:

あなたの話はなぜ「通じない」のか (ちくま文庫)