watanabiの日記

健康法や普段思っていることを、いろいろ書いています。

タブレットPCで世界は大きく変るかもしれない。

最近タブレットPCが注目を浴びてますね。僕もかなり楽しみにしてます。
AppleタブレットPC・iSlate(仮)を出すって噂で持ち切りになっていて、なんでも電子書籍に乗り出すって噂。
そして色んな噂から妄想した結果、
タブレットPCは、WiiやDSがゲームをライト層に浸透させたように、今までコアユーザー中心だったPCを一気にライト層に浸透させる可能性が高いと思う。
タブレットPCが変えるものリスト

  • PCの複雑で難しいイメージ
  • コアユーザーのインターネットの独占権
  • 出版界の構造
  • ゲームの遊び方

Wiiやコンパクトカーのように気軽で簡単に使えるPC
タブレットPCはインターネット、動画、写真、電子書籍などを気軽にどこでも楽しむのが一番の使い方かと。
タブレットPCの持つインパクトは、外で気軽にネットや動画を見たいがスマートフォンじゃ画面が小さいと思うようなヘビーユーザーより、今までPCを使わなかった層に受け入れられる方が大きいと思う。


よく、うちの母親から趣味のパッチワークの展覧会会場の最寄駅と移動時間を聞かれる。
僕は自分のPCで調べて駅と時間を教え、ついでに駅から会場までをストリートビューで見せてあげる。
母親はいつも驚く。何度も見たことあるのに。
「母さん、リビングのPCを使えばこれと同じ事ができるんだよ。使ってみれば?」っていうと、
「パソコンは難しいし、変なとこイジッて壊しちゃいそう。」と、お決まりの台詞。
そして台所の冷蔵庫には、クックパッドのレシピを印刷したものが磁石で貼ってある。


よく、考えてみれば、自分が母親の立場なら絶対にPCを使わない。
ちょっと調べ物をしたいだけなのに、ノートPCを出して、3分間の起動を待ち、そしてブラウザが立ち上がるのに1分待つ。更に調べ終わっても、電源の落し方が分からない。
高性能PCを買えば起動や動作は速くなるが、ネットをするだけなのに高い金は出したくないし、どうせ買っても使いこなせない。
そもそも、一般の人にとってPCは多くの事ができすぎる。多くの事ができすぎるから複雑で、重い。
一般の人が望むのは、気軽に使えるシンプルなものだと思う

  • 消費電力の低いエコなCPUで長時間動く上に薄くて軽いボディ
  • できる事は限られるが、スマートフォンにも乗るような軽量でサクサク動くOS。直ぐに起動できて手軽に使える
  • タッチパネルによるシンプルで視覚的、直感的なUI。ダブルクリックや右クリックなどを駆使しなくても、誰でも簡単に操作できる

安くて燃費が良くて小回りが効いて気軽に乗れるオートマのコンパクトカーと、高くてあまり燃費も良くないが最先端の技術が詰まったパワフルで全ての要望に答えるマニュアルのスポーツカーに似ている。
これからは多くを求めない人の為に、コンパクトカーのような気軽なPCが普及すると思う。それがタブレットPC


僕はその内家を出て居なくなるから、機械音痴の母親でも使えそうなタブレットPCが出たら買ってあげたい。パッチワークの展覧会にちゃんと行けるように。
多分ティッシュの横の新聞紙のとこに置いてくれると思う。
ついでにクックパッドで料理のレパートリーが増えてくれると嬉しい。
あと、夕食にシチューと味噌汁を一緒に出すのはやめて欲しい。
お爺ちゃんが居るから味噌汁はしょうが無いのかもしれないけど…
この前なんて、夕食にハムエッグが出た。
「母さん、今日の夕食…これ…?」って聞いたら、
「ちゃんと今トーストも焼いてるわよ」って…
僕は朝のような清々しい気持ちで、トーストとハムエッグ、そして味噌汁をいただきました。
そんな天然の母親でも使えるタブレットPCを発売して欲しい。


タブレットPCの画面サイズは、7〜9インチのネットや電子書籍を外で楽しむタイプと、10〜12インチの室内メインのものに分かれるかもしれない。感覚的には新書サイズからA4サイズまで。
最初は小さいサイズのもばが多く発売されると思う。
母親は老眼だから12インチくらいのが欲しいな。
僕は9〜10インチの中間型が欲しい。
10インチ前後が主戦場になるかも。




一番変わるのはゲームかも
iPhoneAndroidの画面がただでかくなるだけじゃない。画面が広くなると遊び方が根本から変わってくる。
まず、iPhoneの3.5インチの画面ではiPhoneの特性を生かしきれない。加速度センサーはある程度いかせるが、タッチパネルを3.5インチの画面で生かすのは難しい。
DSは先の細いタッチペンと2画面あるからゲームとして成立するが、先の太い指であの大きさの画面をタッチして遊ぶのでは成立しにくい。
しかし、画面が大きくなれば、タッチパネルを最大限まで生かすことが出来る。

タッチパネルを生かすのは難しそう



タブレットPCのゲームはトランプのような存在になる。
そして、一番の変化は1つのタブレットPC複数人が一緒にゲームができることだ。
DSなど今までの携帯ゲーム機やiPhone複数人で遊ぶ場合、全員が同じ端末を持っている必要があり、更に同じゲームソフトを持っている必要がある。
ソフトが無くても、その場でダウンロード出来る物もあるが、その場合時間がかかるし、機能も制限される。
例えばタブレットPCの場合、友達とファミレスに行った時に、誰かがタブレットPCを持っていたら、それをテーブルの真ん中に置いてみんなで人生ゲームができる。
トランプのように誰か一人が持っていればみんなでゲームができる。
テーブルゲームは結構再現できる。タブレットPCが一つがあれば、どこででも友達とオセロも、将棋も、囲碁も、チェスも、懐かしのダイヤモンドゲームも出来る。
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/f/fe/Halma-Spielfeld.jpg
懐かしのダイヤモンドゲーム






ゲームも幅広い層に受け入れられる。
タッチパネルと加速度センサーを使うゲームは必然的に、いちいち複雑な操作を覚える必要のない直感的でシンプルなものが多くなる。(複雑なジェスチャーを駆使したコアゲーマー向けのも出ると思うけど)
タブレットPCのゲームはマリオパーティメイドインワリオのようなミニゲームパーティゲーム系、または二人で協力・対戦プレーができるゲームが沢山出そう。
エアホッケーのゲームも、二人の間に一つのタブレットPCを置けば出来るし、
画面を傾けてボールを転がすやつも、二人で一つの画面の両端を持ち合ってやれば楽しいかもしれない。
画面を上に振るとボールがジャンプするようにすれば、「せーの!」で息を合わせて障害物をジャンプしたり、ボールを押し出そうとするお邪魔キャラも、マリオみたいにジャンプして踏み潰せたりしたら結構楽しそう。
一人では普通でも二人で一緒にやれば楽しいゲームが出て、色々な再発見がある気がする。

画面を傾けてボールを転がすやつ


パズルゲームとも相性が良さそうだし、脳トレやクイズ系も相性良さそう。
画面の両端を叩き合う紙相撲ゲームとか、砂の山の頂上に棒を挿して交互に山を取り崩す方の棒倒しゲームとか誰か作りそう。あと、麻雀牌の山から、人差し指で音をたてないように牌を持ってくるやつも。
幼稚園児からお年寄りまでが一緒にできるようなシンプルなゲームが沢山出ると期待してます。
一人、または二人で出来るゲームが中心に出て来ると思う。



今までにないゲーム体験
もし、タブレットPCを二台以上をBluetoothで繋げてゲームが出来れば幅が一気に広がる。二台をくっつけて置いて画面を広くするだけじゃなくて、一台はテーブルに置いてもう一台は手持ちで使うとか。
または、タブレットPCスマートフォン複数台とをBluetoothで繋げられれば、ゲームの柔軟性が上がる。

タブレットPCの重要なポイントは、携帯ゲーム機のような、自分一人で画面を見る「手持ち」の使い方と、据え置き機のようにみんなが見る画面「場」の使い方の両方が成立する画面のサイズ(10インチくらい)ということ。
トランプや麻雀のように、全員が見れる「場」と、自分しか見れない「手持ち」の部分ができ、今までにない、デジタルなゲームとトランプの言葉と表情による駆け引きを組み合わせた、新しいゲーム体験ができるかもしれない。


例えば、テーブルに置く方の画面(場)にはフィールドやキャラがいて、手持ちの画面は順番に回していき、手持ちの画面でみんなに見えないようにフィールドに地雷を仕掛けたり、キャラを動かして相手の城を目指すようなゲームも考えられる。
あと、ランダムで誰かを鬼にして、鬼はみんなに気付かれないように違う人に感染させたりするゲームもできる。
ライヤーゲームみたいなゲームが発売されるかも、天使の中に誰か一人悪魔がいて、十字架の数を競い合うような。5人くらいでやったら面白そう。


ここまで妄想全開で書いたけど、もしかしたらBluetoothで繋げるのはあまり現実的じゃないかもしれない。でも、少し工夫すればタブレットPC一つで場と手持ちの部分は作れる。
あと、10インチ前後の画面を4人以上で一緒に見のは酷かもしれもしれない。10インチの画面一つでは、多分3人が限度だと思う。ゲーム次第では4人くらいまでかな。
10インチが「場」と「手持ち」の両方の使い方が成立する絶妙なサイズか、「場」と「手持ち」どっち付かずな微妙なサイズかは実際にやってみないと分からない。
タブレットPCによる二人プレーなら7インチあたりから成立するかと。
あと、マルチタッチの精度も気になる。




ゲームは一体感が一番大事だと思う。
個人的に今のゲームの最大の欠点は、一体感がないことだと思っている。ゲームに一体感は大事な要素だと思う。
ゲームを媒介にした友達とのコミュニケーションが大切で、ゲーム中のイベントに応じた喜怒哀楽をみんなで共有する必要がある。
そのためには、ゲーム中にお互いに声が聞こえ、動きが見え、目と表情が見えなくてはならない。
コミュニケーションの30%は言語的なもので、70%は非言語的なものらしい。
最近のゲームでは声以外のコミュニケーションの質が悪い気がする。


DSで友達と対戦してる時、楽しいんだけど、みんな手元の画面に集中していて、何故か寂しい気持ちになることがある。声しか聞こえない。
各々が自分の空間にいて、一緒の空間にはいない感覚。
据え置き機では性能の進化し、性能を使い切るために、リアル志向のFPSやTPS形式のゲームが増えた。結果、1P専用でマルチプレイはネット上で、コミュニケーションはボイスチャットでってゲームばかりになったと思う。


昔、みんなでマリオやボンバーマンをやった時のような一体感が今のにはない気がする。一緒の空間で遊ぶような。
でもWiiにはあると思う。あと、二人でする時のマジアカも。
最近久しぶりにトランプの大貧民したら、すごい楽しかったし、懐かしかった。残り二人になって、相手の顔色を伺いながらカードを出したりするのはやっぱり楽しい。
もしDSのワイヤレス対戦で大貧民やババ抜きをしても、実際のトランプでするよりつまらないと思う。
でも、タブレットPCのゲームにはその一体感があり、一緒の空間で遊べると思う。



ここで非言語的コミュニケーション(一体感)について少し詳しく、妄想 想像してみた。
その1
〇〇さん「あっ、watanabi君。なにそれ?」
俺「最近出たタブレットPCだよ。ゲームでもやってみようか^^」
〇〇さん「この前めざましで見た!やってみたい!」
俺「じゃあ、カルタやろう^^」
ゲーム中偶然手が重なる。     
二人「あっ//」 
俺「…」
〇〇さん(赤い実はじけた//)


その2
俺「ウォーリーを探せでもやってみようか^^」
〇〇さん「やってみたい!」
俺「早くウォーリーにタッチした方の勝ちね。動くしソックリさんもいるから気をつけて^^」
ゲーム中偶然手が重なる。
二人「あっ//」 
俺「…」
〇〇さん「わざとだよ//」


最後の最後にフザケてしまってすいません。
そして、赤い実はじけたとか、ナナの幸子とかマニアックなネタを選んでしまって申し訳ない。
分かっていると思うが、「赤い実はじけた」はドドリアさんがはじけることではない。


母親にタブレットPCをプレゼントしたら、上の登場人物二人が父と母になって老後も仲良く暮らして欲しい。
「カルタやろう^^」とか完全確信犯だなw やるな!父さん!!


こんな長い妄想エントリをここまで読んでくれてありがとうございました。


タブレットPC、素敵やん。

収納スペースに困ってる人は無印の「壁に付けられる家具」がマジお薦め

部屋の整理整頓っていつも床面積との戦いですよね。
収納スペースを増やしたくても棚を置くスペースが無いことがしばしばです。
そこで、余っている壁のスペースを有効活用できるのが、無印の「壁に付けられる家具」です。
名前の通り、壁に棚や箱を簡単に取り付けられます。
http://www.muji.net/store/pc/user/campaign/campaign090904_01.jsp
http://www.muji.net/mt/naruhodo/newitem/img/090904-1.jpg


お薦めの理由

  • 取り付けが超簡単
  • タイプが複数あり、広いシチュエーションで使える
  • 1500円から

まず、一番のお薦めポイントは取り付けに工具が一切必要ないところです!専用の二又の画鋲を4つ刺してそこに棚を掛けるだけなのでたぶん5分くらいで出来ます。それで3〜6kgまで物を乗せれます。ネジで壁に付けるタイプの物と段違いの手軽さです。
http://img.muji.net/img/campaign01/cp_090904_simg07.jpg


そして、机の前やベッドの横、キッチンの横など様々なところで使えます。
タイプは棚、箱、長押、ミラーがあります。
僕は箱が欲しかったんですが、金をケチって棚を買いましたw 机の前に付けてます。
でも、正直もう少しお金を出して箱を買った方がいいと思いました。
箱の方が箱の中と上に物を乗せられるので、棚の二倍置けるからです。




あと部屋の整理でちょっとしたコツ
せっかく掃除して物を整理しても、いつの間にか散らかってしまいますよね。最近整理でちょっとしたコツを見つけました。
それは、2番目くらいに手の届く場所にテンポラリースペースを作ることです。
一時的に使う物を置く場所を作ることです。普段はそこに何も置かないで、ツタヤで借りたCDや読みかけの漫画、明後日使うプリントとかを置く時に使います。一番手の届く場所はリモコンや携帯を置くといいと思います。
そしてテンポラリースペースに同じ物が一週間置かれ続けたら、片付けるようにすると大分散らかりにくくなります。
整理する時に物を置く場所をきっちり決めすぎると、一時的に必要なものを適当な空いてる場所に置いてしまいます。その後にそれが必要なくなっても、そのまま置きっぱなしにしてしまい散らかっていくパターンが多いと思います。


まぁ、無印の「壁に付けられる家具」はお薦めです。

面倒くさがり屋ほどmixiをやっとくべき

僕はかなりの面倒くさがり屋です。
特に面倒くさいと感じるのは、友達の「メアド変わりましたメール」で、電話帳に上書き登録する作業です。
毎回「その内登録しよう・・・」と思うのだけれども、「メアド変わりましたメール」が次々と受信ボックスから押しだされて、消えてしまうのはきっと僕だけじゃないはず・・・
「その内」は永遠に来ないと気づいているのに、つい面倒くさくて後回しにしてしまいます・・・
もし自分がメアドを変えたら、メアドを変更したのを僕にわざわざ知らせてくれた人達と永遠に連絡が取れなくなるから、メアドを変えられません。


しかし、mixiをやるようになってから、連絡が取れなくなる不安が少なくなりました。
mixiは携帯の電話帳をクラウド化したようなものだからです。
今までは友達のデータを電話帳という形で、個々人で管理していたから、自分の情報(メアドとか)が変わったら相手全員に知らせないといけなかったわけですよね。
それをmixiで電話帳ではなくマイミクという形で、ネット上でも管理することで、沢山のメリットが得られます。



一回マイミクになれば、いつでもメッセージで連絡を取れる
一回友達とマイミクになっておけば、その後は相手がメアドを変えても何しても、mixiを退会しない限りメッセージ機能で連絡取れるからです。
万が一携帯を無くしたり、折れたりして電話帳が消えても、マイミクの人ならいつでも連絡を取れる状態を維持できます。
日記で電話帳消えたから電話番号をメールで送ってと皆に知らせることもできますしね。



赤外線で交換するよりマイミクになる方が楽
たまに友達と皆で飲んでいるときに時に、「そういえばお前のメアドずっと知らないわー」なんて話になりますよね。
交換する雰囲気じゃないし面倒くさいので、「後で、帰る前に交換しよう」って具合に落ち着くんですが、案の定お互い忘れて帰ってしまいますw


そんな時でもmixiをやっていれば一安心。
「後で、帰る前に交換しよう」って話の時に、mixiのニックネームを教えあえ合えば、どちらかが思い出した時にマイミク申請をすれば、とりあえず連絡を取れる状態になれます。




こんな感じで、mixiをやっておけば、面倒くさくて携帯の登録をサボってしまっても連絡できる状態を維持できるので安心です。
僕自身、正直mixiをあまり面白いとは思ってないんですが、そう思う理由とかは気が向いたら後で書くとして、
面倒くさがりの人は、馴れ合いとかつまらないとか言われてるけど、mixiは電話帳の延長としても使えてお勧めです。

ブログのすすめ -頭を整理するためのブログ-

僕は最近ブログを始めて、色々なことを書くようになりました。
そこで、ブログを書くことはメリットが沢山あると思いました。
そもそも、みんなそれぞれ目的を持ってエントリーを書いています。
沢山の人と繋がりが持ちたい!とか、みんなの役に立ちたい!とか、副収入を稼ぎたい!とか、有名になりたい!とか。
その為にブログをメモ代わりに使ったり、日記として使ったり、解説ブログで知識を公開したりする使い方をしています。


そんな中、僕が個人的にお気に入りのブログの使い方は、頭を整理するための使い方です。
頭のモヤモヤをスッキリさせて、考える力がつきます。
じゃあ、頭を整理するブログの使いかたって?
それは、ただ普段思った事や感じた事、なんとなく不思議に思ってる事の自分の考えを文章にするだけです。
後は、ちゃんと道筋を立てて、根拠も添えればオッケーです!



ブログを書くこと自体が頭の中を整理すること
普段、頭の中って混沌としていて「なんとなく知っている」「なんとなく良くないことだと思うなぁ」ってものが多いですよね。そのままだと、人に説明する時にうまく出来ませんし、何かをする時にせっかく知ってるのにスキルとして出てきません。
頭の中を整理すれば、知識を取り出しやすい引き出しに入れ直せるから、いつでも使えるようになります。
そこでブログを使って頭の中をを整理しちゃおうという話です。


まず、頭の中がぼやけていて、混沌としているのは考えが順序立てられていないからです。そして、文章にするには、考えを線で繋いだり流れを作らなくてはいけません。二つ三つのことを“同時”に表現するのは不可能で、必ず順番に説明しなければいけません。
なので、文章(ブログ)を書くこと自体が考えに秩序が出来て、頭の整理になります。


書くこと自体が頭の整理になるなら、ブログとして公開しないで、別に日記帳に書けばいいじゃん。ってなりますが、ブログとして公開してみんなに見てもらうともっと凄い効果があります。




自分の考えを公開すると考えが深くなる
考えを深めるには自問自答を繰り返す事が大切です。
自分の考えに対して「なぜ?」「本当に?」などの問いや反論を繰り返す事で考えが深くなります。その時、幅広い視点から自分に問いをぶつけるのが良いんですが、一人では限界があります。
そこで、ブログとしてみんなに見てもらえば、色んな反応があります。普通のコメント欄からブックマークのコメントや、ブログを書いてトラックバックを飛ばしてくれたりするので、そこで、自分一人では到底考えつかない指摘をしてもらえたり、助言をもらえます。
そして、その反応に対して自分で答えを探していけば、自分の考える力が強くなります。


ブックマークのコメントはメモ的に使われていて、その人がエントリーで良いと思った箇所を抜き出したり、一言にまとめて記録しておいたりすることが多いので、「言われてみれば、ここが話の核だわ!」と、こっちが地味に助かる事も多いです。


このように、ブログを書くと見てくれた人の役に立つことができるし、自分の頭を整理する事もできます。




気をつけること
頭の中を整理するためにブログを書く時、注意しなければいけないことが少しあります。
まずは、「感情」じゃなくて「考え」を書くこと。
「〜だと思った。」で終わらせないで、「〜だから、いけない事だと思う。」みたいにちゃんと根拠や理由を書いて「考え」にしましょう。「感情」は共感を得るための文で、「考え」は説得するための文です。



あと、相手に伝わるように気をつけること。
僕は難しい専門用語や、あまり使われていない言い回しはなるべく避けてます。相手が使い慣れない言葉だと、理解するのに噛み砕かないといけないので伝わりにくくなります。


例えば、「平易な文章を書くように努めましょう。」と言われたら、「お前がな!」とツッコミたくなります。「平易」って言葉が「平易」じゃないからです。この場合、「簡単な文章を書くように気をつけましょう」の方がより分かりやすいです。

「平易な文章を書くように努めましょう。」は頭で理解する文で、
「簡単な文章を書くように気をつけましょう」は体で感じる文って感じですかね。


相手の心の中でいつも使っている言葉から遠ければ遠いほど、噛む回数が増えるので伝わりにくくなると思ってます。
だから、僕は多くの人が考える時に自分自身に向けて使っているだろう言葉をなるべく選らんでます。






ってことで、頭がモヤモヤしてる時はブログを書いてみてはどうですか?







参考

思考の整理学 (ちくま文庫)

思考の整理学 (ちくま文庫)

「考える」ための小論文 (ちくま新書)

「考える」ための小論文 (ちくま新書)

なぜユーザー参加型サイトは人気になるとつまらなくなるのか

2ちゃんねるニコニコ動画などでよく、「昔は楽しかったのになぁ」って聞きますよね。
それは単に「人気の無かった好きな歌手が急に売れてしまって寂しくなった」的なのとは違うと思います。
現実にそのサイトのコミュニティの質が下がっているんだと思います。
なぜユーザーが参加して形成されるサイトは人気になるとつまらなくなるのか、
現実とネットのコミュニティの違いを踏まえながら自分なりに考えてみました。




友達と居て楽しいのはなぜ?
気の合う仲のいい友達とみんなで何かをしたり話したりするのは楽しいですよね。
では、どのように「気の合う友達」というコミュニティを維持しているのか。
それは現実のコミュニティは「排他的」だからです。
友達を選べるから。逆に見れば邪魔者を排除してるからです。


意識的に気の合わない人に対して、人は次第に連絡を取らなくしたりします。
気の合う友達だけを遊びに誘うという当たり前の行動も、気の合わない人を無意識的に排除しています。
友達をお互いに選べるから現実の世界の友達は居心地がいいんだと思います。
そして、交流を深めて行く事で、共通の話題や身内にしか分からない内輪ネタが生まれたりして、コミュニティが濃くなってどんどん楽しくなっていきます。


仕事の場合も面接などで人を選んでいます。
なので人数が増えても質を一定に維持出来ます。




インターネットはオープン
一方のインターネットは基本的にオープンです。誰でも気軽に参加できます。
オープンなところがネットの魅力ですが、排他的じゃないから参加者が増えるとコミュニティの質を維持できないんだと思います。


排他的じゃないものが人気になったらどうなるのか。
まず、当たり前ですが、面白い人たちが集まっているからサイトは人気になります。
しかし、参加者を選べないので、増えれば増えるほど参加者全体の質は「普通」に近づいていきます。大数の法則ですね。
そして、参加人数が増えれば面白い発言や投稿が絶対的に増えますが、相対的には減ってしまいます。
さらに、空気を読めない人も増えて、それを非難するコメントが多く出てきて見苦しいことになります。
そして、コミュニティの現状に不満を持つ人が出て来ます。
面白い人は現実のコミュニティ(友達やサークル)に密に属している可能性が高く、書き込む頻度が少なくなったり、見限ってしまう可能性もあります。
逆に荒らしをしたり、空気を読めない人は現実のなコミュニティに密に属していない可能性が高くなり、ネットの使用時間が長いうえに、コミュニティの現状に満足しているので、一人当たりの書き込みが多くなります。
だから、オープンな場に参加者が増えると、つまらなくなってしまうんじゃないでしょうか。



取捨選択しなきゃだめ
質を高くするには選んだり取り除いたりしなければいけません。
2chまとめサイトに需要があるのは、要らない部分を取り除いて質を高めているからです。
あと、mixiのように誰にもオープンじゃないサイトは、友達と楽しんで使う感じなら参加者(マイミク)が増えてもあまり関係ないですよね。


まぁ、人気になるとつまらなくなる理由は、ニコニコ動画みたいに人気になって他人のふんどし(著作物)で相撲が取れなくなったとか、匿名だからとか色々な理由が他にもあると思いますが。


でも、ユーザー参加型のサイトが人気になるとつまらなくなると感じるのは、

  • 基本的にネットはオープンな存在だから
  • 参加者が増えるから
  • 選ぶ技術、ふるいにかける技術(検索やランキング、ユーザーのNG登録など)が未発達だから

っていう当たり前の事が根本の理由かなと思います。

死ぬまでにやりたい事リスト

なんだか最近憂鬱で、やる気が出なし、あんま生きてる気がしないなぁ。
なんて思ってました。
笑う犬のテリーとドリーの、「毎日同じことの繰り返しで、生きてる気がしないんだよー!」状態です。
そんなこんなで、とりあえず「死ぬまでにやりたい事リスト」なんてものを作ってみました。



最初は

  • 月で餅つきしたい
  • 人々の暮しが劇的に楽しくなるような商品やサービスを作ってみたい
  • アフリカで夕日を見たい
  • オーロラを見たい

なんて、意味分からないものや実現が難しいものが並ぶんですが、煮詰まってからも無理やり出していると、

  • 一人旅をしてみたい
  • 鎌倉の寺巡りをしたい
  • ○○にもう一回会いたい

みたいに実現の難易度が低いものも出始めます。
そのうち、「友達が超薦めてた、あのラーメン屋に一度行ってみたいなぁ」とか「子供のころ、死ぬほどうまい棒食べるのが夢だったなぁ」みたいな事まで思い出します。
そして、明日明後日に実現できそうなことが、死ぬまでにやりたい事に結構入ってる事に気がつきました。
死ぬまでにもう一度会いたい人の電話番号が、普通に自分の携帯に入っていたりしてました。

リストを作って、普段から「今からやることは死ぬ前にやりたい事か?」と考えていると、無駄な事をしないで済むし生活が楽しくなりますよ。お薦めです。




実行してみた
「死ぬまでにやりたい事リスト」に明日明後日に実現できそうなことがあったので、明日鎌倉に日帰りだけど一人旅をしてみることにしました。鎌倉にはその一週間後くらいに行く予定があったんですが、どうしても明日行きたくなってしまって・・・


行きに一度行ってみたかったラーメン屋さんに寄っりました。
そして、トイデジVQ1005を引っさげて鎌倉を散歩しながら、
「友達が知らないところで、こうして一人旅をしてる、オレ」
と若干痛いですが、一人で自己満足していましたw


日帰りプチ一人旅をしながら、「死ぬまでにやりたい事リスト」を作るなどして死を意識することは、逆に生きている事を強く意識出来るし、時間の浪費を抑えられるて、更に生活も楽しくなってとてもいいことだと思いました。


そして、帰りに買っておいた小説を電車で読みながら、思いました。
「一人旅の帰りに、夜の電車で小説を読みながら感傷に浸る、オレ」

面白法人カヤックの説明会に行ってきました

面白法人カヤックの説明会兼グループ面接に行ってきました!

カヤックって?

カヤックさんは、お題を出して音声を募集する「こえ部」など面白いサービスを作り続けている会社で、遊び心のあるステキな本社が鎌倉にあります。
通常の新卒採用、中途採用の他に「変人採用」を行ってたり、給料の一部がサイコロで変わる、「サイコロ給」など面白い会社です!

面白法人カヤック
こえであそぶ koebu~声優・歌のオーディションも開催中~ |歌ってみた・セリフ・ボイスドラマ
御社のオフィス見せてください:面白法人カヤック、オフィスも面白かった!? - ITmedia エンタープライズ

説明会は「無難に私服」?

普通、企業の新卒採用の説明会はスーツで行きますよね。
仮に、「※是非私服の参加で」と書いてあっても、私服で行くと自分以外しっかりスーツで浮いてしまう事が多いので、普通の会社は無難にスーツですよね。
しかし、カヤックさんの「※是非私服の参加で」は異様に説得力がありましたw
些細なことかも知れませんが、僕は私服かスーツかめっちゃ悩みました。
スーツだと没個性的で面白くないし、面白法人という雰囲気を壊しちゃわないかとか、逆に面白法人にきっちりスーツで行くのはシュールで面白いかもだとか無駄に悩んでしまいました。何より浮くのが怖いw
結局、僕は無難に私服にし、当日は私服が7,8割で僕は浮かずに住みました。
こうゆうのって地味に迷いますよね。僕は小心者なので特に迷いましたw
「※是非私服の参加で」のとこに、前年の説明会の様子の写真なんかがあると、雰囲気も分かるし、当日の服装の参考になって、ちょっぴり嬉しいですね。


説明会ではこえ部などサービスの説明や、どのようにもの作りをするかなどが聞けて楽しかったです。
こえ部のサービスの紹介の時、スクリーンに、「昨日の晩ご飯をかっこよく言ってみる」みたいなお題と、面白い回答が流れて、僕はツボに入ってしまったんんですが、まだ会場が温まってないせいか学生の反応が薄かったので、笑いを堪えるのに必死でした。あれは結構堪えてた人多かったんじゃないですかねー。 ただ僕がずれてただけかもしれませんけど・・・
こえ部お勧めです!


グループ面接は和気あいあい

細かなとこまで遊び心がある仕掛けがあって、楽しかったです。
テーブルの上にテーブル番号が書いてある筒があり、その中にQRコードが入ってて、そこから抽選がでる仕掛けがありました。そして、グループ面接に移る時はテーブルの下を見る指示が入り、テーブルの下を見ると必要な物が隠されていて、そこから試験がスタートする感じでした。なんかハンター試験を受けてるような感覚で、ワクワク感とかヤバかったですね!
グループに社員の方一人入ってブレストをする内容で、グループ面接というよりは、グループワークみたいでしたね。
カヤックさんといえばブレストが名物で、それを味わってもらうとのことでした。
お題もカヤックさんらしい弾けたもので、入社試験で社員の方と一緒に、その会社が潰れた時の事を話し合うのはシュールでした。どんどんアイデアが膨んでいく空気も刺激的で楽しくて、少しはしゃいじゃいましたw
あと、前のスクリーンで制限時間のカウントダウンをしていて、時間が無くて焦る感じもスリリングで楽しかった!
欲を言えば、もっと煽って焦らせて欲しかったですねw
終了時刻に近くなって、マリオの時間切れ間際の焦るBGMが急に流れたりしたら、きっと僕は超焦りますねw


ワクワクして刺激的で楽しいブレストでした!
ありがとうございました。

これから就活する人たちはお勧めの会社だと思います!興味がある人はブレストを体験しに行ってみてはいかがですか?
こんな刺激的なブレストから生まれるサービスも必見ですね!!



参考:

CEOの柳澤さんがブレストについて解説しています。
102:カヤックのブレストにおけるルール《柳澤大輔「面白法人カヤックのいきかた」》
136:ブレインストーミングの人生への効用《柳澤大輔「面白法人カヤックのいきかた」》